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VE(Value Engineering)
VEってよく誤解されていませんか?
VE合理化と呼ぶこともあります。
「設計的に原価を安くして合理化効果を出しましょう」
と言うふうにとられがちです。(わが社では良くあります)

引用社団法人 日本バリューエンジニアリング協会
VE(Value Engineering)とは
製品やサービスの「価値」を、それが果たすべき「機能」と
そのためにかける「コスト」との関係で把握し、
システム化された手順によって「価値」の向上をはかる手法です。


一般的に『価値工学』と言われます。
簡単に言うと
機能とコストのバランスを上げて
「安くいい物(機能)を作り価値を上げましょう」という働きです。

機能とは使い易さとか、デザイン(意匠)性・便利な機能とかを指します。
コストはもちろん原価・販売価格をいいます。


VEの活動はいろいろな働きがあり

①機能はそのままでコストを下げるVE
②コストはそのままで機能を上げるVE
③機能を上げてさらにコストの下げるVE


以上の『価値を上げる』が基本です。



難しいことは置いておいて、
安かったらいいの?って商品も結構あるような気がします。



たしかにいろいろなものが安くなりました。
たとえば“ビデオデッキ”
一昔のビデオデッキってデッキ自体ですべて操作できるように
ボタンでいっぱいでした(むちゃくちゃいっぱいですした)。
しかし、最近のビデオデッキにそんなのはありません。
デッキ自体は液晶画面と電源ボタンと取り出しボタンくらいで
操作のすべてはリモコンで行いますよね。
これは操作ボタンを減らして部品原価を下げて
商品の使い易さはそのまま(向上?)させたVE活動の成果だと思います。

しかし、ビデオデッキはリモコンによる操作で
誰もが使いやすく出来ていると思いますが、
機能を落としてしまっているものも良く見かけます。

たとえば“車のセンターメーター”
「人間工学的に車の真ん中に目線を落とした方が
 視線の移動がスムーズです」
と言うコピーでしたが、どうもコスト低減の線が大きいように思えます。
人間工学のことはあまり詳しくありませんが、
視線移動もステアリング前の方が楽な気がしますが・・・
メーターパネルをセンターにすると言うことは
左ハンドル車・左ハンドル車の両方を製造するにあたり
金型や製造コストの大幅な削減になるはずです。
コスト削減に注目しすぎて使い易さ(機能)を犠牲にしている気がします。
(間違っていましたら、すいません)

他にも
見た目は変わらなく安いけど、うす肉な為、壊れやすい。
樹脂ばっかりになって安っぽい
などなど。



「安くしなければ」って言うのが先行しすぎてるような気がします。
わが社でもそうですが、
VE=合理化
「いくら原価を安くできるねん」
みたいなことがクローズアップされます。

ではなくて、
VE=商品価値アップ
「どれだけ価値を上げれるねん」
と言うのを忘れないようにVEに取り組みたいものです。

もちろん結果(目標)として
 多く売れる・多く利益を生むと言うのが重要なのですが。






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